胃ではない?腸もみでおなか美人になろう
おいしいものをたくさん食べたい。でも便秘だから食べたら食べただけおなかにたまって腹痛に・・・。
という方は特に女性に多いのではないでしょうか?
便秘は単におなかが痛くなるだけではなく、体に良くない影響を及ぼしますので、しっかりとケアすることが重要です。
私たちは食事を摂ります。食物を口で咀嚼(噛んですり潰す)し、食道を通って胃の中で胃液によって消化されます。消化された食物は十二指腸、小腸、さらに大腸を通り、肛門から排泄します。
この過程で体に栄養を吸収する役割を果たしているのが小腸で、小腸は送られた食物の中から栄養分を体内に取り込み、吸収し終わった食物を便として大腸に送り出します。 この大腸が正しく機能せず、便が排出されない状態が便秘で、わかりやすく言うと、栄養を吸収し終わって排出されるべき老廃物が残ったままの状態であるということです。
便秘の時はお腹がポッコリというのはこういうわけなのです。
出典: www.curejoy.com
老廃物が長期間たまったままになっていると、これをエサとして悪玉菌が有害物質やガスを作りだし、それが腸を通じて体内に取り込まれ、肌荒れなどを引き起こすなどとも言われています。 こんな状態が体に良いわけはありません。何とか便秘を解消しなければなりません。
胃ではない?腸もみでおなか美人になろう
一般的に便秘には食物繊維をたくさん摂ると良い、ビフィズス菌などの善玉菌を増やすと良いと言われます。もちろん食事に気を付けることは必要です。しかしそれだけではなく、最近注目されているのが「腸もみ」です。腸もみとは読んで字のごとく、腸をもむのです。
内臓である腸を外から刺激し、腸の動きを活発化させるのです。様々なやり方があるようですが、一般的なやり方を説明します。 まず、ウエストのくぼみあたりに両手をあて、回すようにしてもみほぐします。次におへそのまわりを刺激するのですが、お腹に時計の文字盤が書いてあると想像して下さい。その文字盤を「10」「2」「4」「8」の順で押す、もしくは円を描くようにマッサージ、これを一日に何回も繰り返し行うのが良いようです。