腸もみエクササイズで健康的に
冷え性と聞くと手足などの末端を連想しますが、腸も冷えています。
腸が冷えると代謝が悪くなり、下半身の冷えから腰痛や婦人病にも繋がりやすくなりますし、免疫力も低下し風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなったりすることが分かってきました。
腸は免疫力の７０％を占めていますので、免疫力アップの基準と言われています。
腸もみエクササイズで健康的に
出典: www.osteopathe-chalon71-dubief.fr
腸の冷えの改善には腸もみが効果的で、自分でも行うことができるマッサージ法です。
上向きになり膝上げや腰回しエクササイズ、下向きで股関節ひねりや脚上げエクササイズ、また立位により襷を使ってツイスト運動など、直接腸に触れないで行う方法から、両脇に手を当てて上下に揉みほぐしたり、大腸と小腸を両手や指でグリグリとマッサージする方法もあります。
家や職場などで気が付いた時に行ったり、就寝前や入浴後などに時間を決めて行うのも効果的で、特に決まりはありませんので気楽に始められるのも魅力です。
しかし急に腸を揉み出すのでは刺激が強いので、まずはエクササイズの腸もみを、準備体操を兼ねて行うのが良いでしょう。
腸もみのコツや自分なりのペースが掴めてきたら、呼吸法も取り入れると更に効果が高まります。呼吸を意識することにより、集中力も高まり気持ちも落ち着きますので、癒しやリラックス効果も期待できます。
腸もみの呼吸法は押している時には息を吐き、離す時に息を吸うのが原則です。腹式呼吸をすることで代謝もアップします。上手に腹式呼吸ができない場合には、仰向けに寝てお腹に手を当てて練習するとできるようになります。慣れてくると腹筋も使えるようになり、じんわりと汗が出てきて体が温まってくるのを実感できます。
冷えが改善するだけでなく、便秘が解消しぽっこりお腹が凹んだり、肌が綺麗になったりと嬉しい報告も寄せられています。
冷えを気にするあまり、水分を極端に控えている人がいますが、水分は体にはとても大切です。人間の体は７０％が水分でできています。人間は老廃物を排出するためには尿を出す必要がありますので、適量の水分補給をしながら腸もみエクササイズで、健康を手に入れましょう。
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